凡人スキーヤーの凡人日記

頑張れスキー業界、君は一人じゃない

ハンマーヘッドの調整について


サブタイトル:世界中のハンマーヘッドユーザーのうち、約5人に捧げます(笑)

はい、前回に引き続きさらにマニアックな内容に掘り進んでいきます…

ハンマーヘッドは大変丈夫で、無骨なデザインに負けない頑丈さです。私もかれこれ5年使っています。
ところが…
二年経ってない頃にビンディングが誤解放いや解放機構はないので外れる事象が頻発しました。

師匠とも相談した結果、ワイヤーが伸びて遊びが出来た結果、外れるのでは、という事でした。
(師匠はほぼ外れた事ないとの事)


ワイヤーを購入し、こんなふっといワイヤー伸びるんかいな…と疑問に思いながら交換しようとバラしていたら…
ん?伸びてない。ズレてるだけ?

で、ズレを修正し滑ったところ…外れなくなりました!

という事で、同じ症状に悩む人がいたら…っていうところからサブタイトル決まりました(笑)
もちろんバラす以上は自己責任ですぜ

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絶対要るのが六角レンチの…何ミリかわかりません汗
あと細めのマイナスドライバーがあれば便利です。
…ビールは要りませんよ(ー ー;)

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まず、ハンマーヘッドのワイヤーとスプリングコイルの状態を確認。

黒いプラスチックのパーツとスプリングコイルの間が開いているとブーツを留めるヒールピースががたつきます。5mm以上あると外れる可能性も出てきます。
二つの状態確認の写真の下の方、左右でワイヤーが見えてる部分の大きさの差がわかるでしょうか?これがズレた分です。
酷いときだと私の経験では7~8mmまで開いた事もあります。

脚の動かし方の癖でワイヤーのズレが出るとかでないとか。


ではズレが大きい場合の調整の仕方、始めます

1,ヒールピースをスプリングコイルクルクル回して外す。

2,トゥピース、ワイヤー誘導パーツを外す、または緩める。

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この穴にあるボタンみたいなのが誘導パーツです。そう名付けました笑
ドライバーの様な細いもので押し込むと動きます。

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外したものがこれ。

3,トゥピースワイヤー固定ボルト、オレンジパーツを外す。

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これでワイヤーが自由になりました。

4.ワイヤーに左右差がないかチェック、あれば調整。

5,ワイヤー固定パーツを手前に引きながらオレンジパーツを差し込む。
固定パーツを気にせずオレンジパーツを差し込むと意味がありません。

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6,ワイヤー固定パーツとスプリングコイルに隙間があまりないかを確認し、固定ボルトを戻す。

7,2と1の手順を逆に戻していく…

終了。

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左がビフォー、右がアフター。
まぁなんという事でしょう笑
隙間が無くなりました。

ビンディングを元通りにしたらヒールピースのガタツキが減った筈です。

これで板が外れる事が少なくなるはずです。

ビンディングをバラす作業なのでキッチリ元通りになったかを確認して下さいね。

ではでは(^o^)
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