凡人スキーヤーの凡人日記

頑張れスキー業界、君は一人じゃない

ブラストラック マッシヴ116 178cm 試乗

実は今回の本命板。
139-116-131 r=20.6
パウダーで我がバルキの後継で考えていた。
で、まずは履いた感触…
重い
エッジが遠い
まぁ当たり前なんですが。
滑ってみると。
当然スイングウェイトは重く小回りあまりきかないかな。
アイスバーンに乗った時コケちゃいましたけど、どうもドリフトしやすい、というかズレ易いというか。
正直言うと好みではない。
安定性はあるけどあまりに重い。
なによりズレて欲しくない時にズレるからアイスバーンで怖い。
開発されたライダーの方のお話を聞くとやはりビンディングのセット位置のせいではなく、そう作り込んである、との事。
深いパウダーで入る為の板、BC向けで雪が悪くなっても操作性を確保したとの事。
テレ板として使うよりアルペンパウダー板として使ったらズレ易さがツリーランなどで使えると思いました。
というか、ひょっとするとそう使うと化ける気がする。また機会があればアルペンで乗ってみたい。
あくまで個人的意見だけどこの板はテレマークは向かずアルペン極振りモデルかも知れない。どうにもテレマーク板としては内脚が意図に反してズレるのは致命的に感じる。
8~90年代のラリーカーの様なドリフトからドリフトみたいな動きが出来そうなので面白そうではある。
んーやっぱ乗ってみないと分からない事は本当に多い。

試乗って大事。

エランのマイ板がさほど失敗にならなかったのは運もあるかも。
最後に車に例えた表現なら、どオーバー。グリップよりドリフト。
体軸乗っけた脚もガンガンドリフトするので前述したがテレマークではかなり脚前を問われるかと思うし、アイスバーンに出くわすと…だと思う。
逆に柔らかな雪だけならガンガンドリフトしてもしっかり乗れるならツリーランなど回頭性が欲しい、さりとてウェストの太さも欲しい、という何気にファット板にあまり無い性能を求める人にはこれ一択になる様な気もする。

 

マッシヴが2020モデルより幅106mmモデルが登場した為、タイトルを修正しております。

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