えー言わずと知れた今回のゲレンデ白馬八方尾根。
まず、八方大好き、八方の事好きなのに嫌な事聞きたく無い。と思われる方はブラウザバック推奨です。
今回の記事は八方の悪口に相当します。しかし、私の実体験からのみお伝えします。
ここは八方。名門と言われし、過去スキー技術選手権もここで開催されていました。
そんなここで今回、いや今シーズンラストの滑走です。
理由は息子氏。
久々八方行きたい。
そうね、コース楽しいもんね。
そう、私は過去白馬八方尾根、ホームゲレンデでした。そう、過去形です。
今思えば、私のコブの技術はここで培われました。まぁ今でもレジャースキーヤーのレベルですが。エンジョイ勢なので。
しかし昨今の取り巻く状況にやられたのか私はこのゲレンデをサムズアップ出来ません。
1.まず、レストハウスの統廃合があり、トイレすら閉鎖され、まぁそこは仕方ないにしろ、明らかにクオリティの低いゲレ食メニューが幅を利かせなのに値上げが目立った。この話ここ二、三年の話ではなく、5年前から行かなくなったのを過去の日記で確認。
春コブ鍛錬(ボヤキ多し) 八方1 - 凡人スキーヤーの凡人日記
2020-21シーズンアウトによるまとめ 30日 - 凡人スキーヤーの凡人日記
2.申し訳ないが、客層が悪い。
一部の人だとは思うけど、実体験としてまず、
やたらと地に足がついてないレベルの人がやたらと上手い人に憧れてか意味不明なスピードとスペース(こちらのギリギリをわざわざ抜いて来る、止まっている人を。)
リフト待ち行列をやたら割り込んでくる。
食事時に席取ってたら(物置いて人を呼んでた僅かな間に)しれっと占有され、置いてたものはペイっと払われ知らぬ存ぜぬ。
こんな話割り込みはまぁそこそこ他でもあるけどやたら飛ばす人とかは本当にここでばかり体験。特にその技術選手権前後。全然関係ないんですけどね、こちとら。
そして、値上げ。あと、以前にも挙げたけど、そこじゃない施策の数々。禁煙よりやる事あるでしょ。人の近くかっ飛ばさない啓蒙活動とか。本当に怖いんですよ。上手く無いし、状況判断出来てないから。
私個人のここへの来訪は
18シーズンは13日居たのに
19シーズンは何故か0。
20シーズンは3日、21、22シーズンは1日ずつ、23シーズンも0。
極端ながら、やはり気に入らない点があるのだろう。
で、今回のタイトルは何故こう付けたか?の話題に移りますが。
八方の魅力はコース。これは間違いないでしょう。
コースの魅力とは高度や斜面の向きなどの変えられない要素によるものがほとんどです。
しかし、今回思い知りました。コースの魅力に人の要素が絡んでいた事を。
21シーズンの唯一行った時の日記に明記しておりました。黒菱本コースにコブが激減したと。この時既にライン3〜4本。黒菱本コースにコブが3〜4本のラインしかないんですよ?クワッド横のフラットも3〜5本ラインがあるのに。
今日、本当にびっくりしました。
黒菱本コースは白くて確認が半端だけどライン一本。兎平でおそらく二本だけ。(選手っぽい人たちがトレーニングしていたラインは数えていません。)
他は下まで繋がらない。他はただの不整地でしか無い。それは何故そうなったか。
コブを滑る人が居ない。
コブが好きな人が来なくなった。
昨日滑った47ルート3はラインを数える必要なく、びっしり感はありました。しかし八方にはそんな場所がなくなりました。恐らく、一番の要因は黒菱第三ペアリフトが平日動かないからと思われます。動かないのは人がそんなに乗らないから。乗らないのは人が集まらないから。
集まらないのは魅力が減ったから。
恐らくはそうなのです。だから兎平も黒菱もコブが無くなった。コブが無くなった兎平黒菱はただのピステンがかからないゲレンデです。そこに伝説はない。春のゲレンデはスキーヤーとしてはフリーランより春コブが第一選択です。なのにコブが出来ない。
なんか今回そんな現実を見せられ付けちょっとだけ胸に来るものがありました。
いや今日の滑ったクオリティは良かったんです。ガスはずっと掛かっていたけど、そこそこ晴れる時もあり、コブを行こうとできる程度には。
ザブザブ雪をテレ板ファーザーでいなせるかを試みながら。
あと、後輩がテレマーク体験を経て、パノラマで内足の使い方に目覚めたのか爆速安定のカービングターンを決めたのは私も驚きました。中々そんなに分かりやすく進化しないからなぁ。
#2023-24
#ファーザー