凡人スキーヤーの凡人日記

頑張れスキー業界、君は一人じゃない

理屈そしてアルペンとテレマーク

今回話が長いですがよろしければ…

色々な方のブログを拝見し、色々な意見や理屈の主張を見ていると、やはり正しいなと思えるモノと?なモノがあり、?の方も単に自分が理解しようとしてないのか、その方の主観に基づいた話なので感じた事を上手く伝わらないのか。
意外と会って話すると共感したりしてなんて事があるかも知れませんが。
まぁとりあえず、理屈を語りたくなったので不定期でアップしていきます。
ツッコミ入れられても私の100%主観から始まる話、という点だけは先にお伝えさせていただきます。

第一回は
アルペンスキーテレマークスキー
どっちもやられた事はありますか?
アルペンスキーは言わずもがな、いわゆる、普通のスキーです。
テレマークスキーはご存知でしょうか?
まぁ私のブログのようなマイノリティ溢れる記事を読んで頂ける奇特な方は「知ってるよそんなの」かも知れませんがあえて説明させて下さい。
…知らない!って仰る方に。
ソチオリンピックでも脚光を浴びてました。ジャンプ、とノルディック。
ご覧になりましたか?
変な動きしてませんでした?踵が固定されていない。
それが一つ目の特徴
「つま先しか固定されていない。」
私も始める前は普通のスキーとどう違うの?板は?ブーツは?」
板は実は普通のスキー板でも問題ありません。
ですが、ブーツは決定的に違うのです。
つま先付近が曲げる事が出来る様になっています。なので、テレマークブーツは蛇腹のようなものがつま先の少し足首側にあります。
更に、ビンディングが違います。アルペンスキーの様に板に完全に固定する、ガッチリ固定する物ではなく、つま先のみを固定し、踵が上がる余裕が有るようにワイヤーやバネ等を駆使し動くようになっています。
それによって色々な物が生まれるのです。
さて、歴史的には実はこのテレマークスキーの方が元祖で進化の過程で現在のアルペンスキーが誕生したのです。
そら、固定されてる方が安定してるし。
逆に言うと「テレマークスキーは不安定」それは間違いありません。
「だから楽しい」なんて意見を聞きました。

実は私自身、雑誌で不安定話を見て「何をそんなマニアックな。」と思っていました。更に言うなら、「俺はスキーを何とかして極めたい」とも思っていました。
しかし当然壁にぶち当たります。そら師匠と思える人も身近には居なく(私は今三十台半ばですがこの年代でスキーをやる人はボードブームもありマイノリティなのです、特に関西では。)雑誌と周りで滑ってる人を参考にしてはいたのですが、数回スクールに入ってみても目から鱗なアドバイスはなく、もう10年を超えた辺りで自称「中上級者」のままで伸び代が無さそうだし、もういっそボードでもまたやってみようかな、と思っていた時に2006年の春、いつも懇意にしてもらってる常宿のオーナーに誘われ始めたのです。

最初はね。
思っていた10倍出来ませんでした。
もうコケて立ち上がる度に自分の出来なさに憤慨しながら。…いや凡人だから当然なんですけど。
でも、これがね、時間切れてリフトが終わった後ボロボロで帰ろか…
ってなったときに悔しくて自分で板を担いで滑ったりしました。もちろんコテンパンにやられましたけど。
で、自分には無理。って思ってたんですがね、一年近くたった後に。
春のザラメ雪で滑ってて楽しくないなーと思っていた時にふと思い出しました。
またやってみようかな、と。
やってみると、当然コケに転けまくり。
でも、ザラメ雪を踏んだ感触が実に柔らかくて気持ちよいものでした。
その後、衝動的に板とブーツを買いました。それからもう8年ですか…
早すぎですねー。
もし、興味をもたれた方はYouTubeで「テレマーク」と検索してみてください。
次回の理屈シリーズは次こそ
アルペンスキーテレマークの違い」
やります。
もし良かったら次も見てみて下さい。
今回、結局理屈抜きで自分の話ばかりでしたが…
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