この時期にソロツアーを最近毎年計画している。
目的はズバリ、パウダーをお腹いっぱいになるまで滑る!
です。
さて、ご存知の通り、今シーズンは本当に雪が降らない。暖冬なんて言葉大嫌いだ。特に去年の夏は本当に暑かったので余計に腹が立つ。
まだこの時期になっても富山県のスキー場は全滅だとか。
富山県って雪めっちゃ降るんですよ。だから、必要がないから人工降雪機が無い。
なので兵庫ですら無理やり営業している、出来るけど富山は出来ない。
なんか本当にこれ、受難です。
そもそもこの業界、ここ10年不景気です。
スキーブームが終わり、スノーボードブームが始まり、終わり。ギリギリのところでインバウンドに助けられています。
平日の白馬は欧米なのか、中国なのか。
本当に営業努力され大変だと思います。
言葉の壁、文化の壁。
まぁ最近の大阪のミナミとかも似た様なもんですが。
白馬エリアは本来の実力からは程遠いなれど何とか滑る事が出来るとの事で本来ならハツカネズミの様にスカイビュー御百度参りするところだけどまだ不調の様なので折角ならいつも行かない所に行くか、と鹿島槍へ。
リフト券安い。八方とか五竜47は鬼ほど高いがここは前売りなどならロクガケ近くの3100円。
前回久々に来て全く覚えて無かったので他のコースも見てみたくやって来ました。
あの頃やってなかったテレマーク、エリキサーで。
引用鹿島槍スキー場HPより
前滑れたのは
黒沢と、鹿島のみなので他のゲレンデにも目は行くが、久々なのでまず慣らし。
もちろん今日は黒沢駐車場に停めました。
まず第七ペアから丸山。
そこから第一クワッドが混んでるので第二ペアからの黒沢。
緩斜面で慣らしたのでまず一瞬空いてた第一クワッドから第一ペアに乗り頂上に行く最中、振り返ると
すっごい綺麗。しばし見惚れる。
コース10は中級表示なれどコブがびっしり出来てたのでスルーして横に逸れたら、今見たら鹿島槍林道コースへ。
知らずに行ってしまった林道コース…やはり好きでは無い。
マップを見ずに(持たず)進むとさっきのペア入り口に出てしまい、少し登って遠見グランドビューに合流。リフトが混むのは解る。と言いたくなる程、良いコンディション。
が、再び乗るのが躊躇われる程、混んでるのでさくっと第五ペアから5-Aへ。ここも良いコンディション。ただ、ボトルネックになっている処がどうしても仕方無くアイスバーン化し始めている。
5ペアがやや空いてるので回す事に。
やや身体が温まって来たのでリフトで上がる時に見える危険しか感じない5C、やはりブッシュ、草が俺の行く手を阻む。
一瞬吹き溜まりの薄らパウダーが心を一瞬癒すが、基本は思ってたよりはマシだけど、硬い凸凹。
その次は5B。
コブが出来てるのは見えてたし、どうせ硬いのも予感していた。そしてコブ板でも無ければテレマーク板だからどうかな、と思ったけどまぁコケなければいいかと行ってみればやはり草が板に引っかかる。何度もバランスを崩されながら下に降りると水路が顔を出して幅が狭い所を抜ける。5mくらいかな。
5ペアがまた混んでるので隙を見て2ペアから1本ブナダウンヒルへ。
ここも草が自己主張強い。
石を避けながら乗り場に何とか無事に到着。下部は大分ザラメ。まぁそれより石の方が厳しい。
昼休憩を挟んで安全なコースを回していく。
5-Aはすっかりボトルネック部分がスケートリンク化。もうバランス調整の感覚。3時を過ぎると1クワッドの混雑がようやく緩和したので遠見グランドビューを回す。1-A〜Cはほぼ斜度感覚は同じだけど方角のせいかBとCは土が見える所が多いので素直にAへ。
下部はザラメ化したが、ザブザブ凸凹がエリキサーの板の柔らかさとマッチし、これはこれでかなり楽しい。マリオカートの様に小ジャンプを繰り返しながら数本回して終了。
景色が本当に綺麗だったなぁ。北アルプスの山は本当に見てて飽きない。