凡人スキーヤーの凡人日記

頑張れスキー業界、君は一人じゃない

アイスバーン対策。後編



http://blogs.yahoo.co.jp/fgbizen555/35502492.html
前編の続き。

イメージ 1




重ねて言いますが、イメージです。
シーズン最初は雪が不充分なこともあり出くわすことが増えますよね。

もちろん、エッジをチューンナップに出したりして整えておくのがベストですが…いつもバッチリとも行かないと思います。

そこで…本題

アイスバーンに鈍ったエッジで立ち向かうには…




1,板に加える力の向きを水平方向に掛け過ぎない。

エッジが鈍い場合、アイスバーンに対して摩擦係数が低いと言えます。
その状態で水平方向に力を掛け過ぎるとエッジがすっぽ抜け、尻餅をつく羽目になります。
なので、雪面に板を押し付ける(踏みつける)様にエッジングする事で摩擦係数が低い中でもしっかりと雪面を捉えやすくなります。

固く締まったネジを緩めようとする時にドライバーを回すコツと同じです。回す方向にばかり力を向けるとネジの頭を潰して(ナメて)しまう。そうならないようにドライバーを押し込みながら回すと上手くいくのと似ています。







2,エッジング(加重)ポイントと重心(ニュートラルポジション)を出来るだけ近づける。


重心から鉛直ではなくて斜面に対して垂直に線を引いた直滑降で滑る時の理想的ポジションの事です。

これを出来るだけ近づける事で、エッジがすっぽ抜けても(板がズレてしまっても)尻餅をつくことなく、安定した姿勢を維持できます。








3,ターン時水平方向の加重を横方向だけではなく、縦方向に。出来ればエッジをナイフに見立てて、刃で円を描くように。


急斜面のアイスバーンなら特に、怖いと横滑り的加重をしてしまいがちですよね。
しかしそうするとエッジが斜面に対して有効に使えません。

氷にナイフの刃を立てて横に滑らせても
刃は氷に食いつかずただ刃こぼれするだけですよね。
でも刃を前に走らせると氷に食いつきますよね。(やっぱり刃こぼれするじゃん、ってのは置いといて笑)

そこでしっかりとエッジで円を描くように操作する事でエッジが仕事をしてくれます。


如何でしょうか。イメージ出来ましたか?

…ただ不安なのは私のブログを読んで貰えるようなマニアックな方々なら
「知っとるわ」
で片づきそうで…
その場合は生暖かくスルーお願いします…



ではこの寒波いや冬将軍さまに祈りを込めて…笑

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