車を使うメイン用途はスキー。
スキーは荷物がとても多いし嵩張ります。板とブーツ4人分を普通に積載しようとして…出来るのかな?板4人分載せたら4人乗ろうとしたらハイエースだかアルファードくらいの大きい箱バンが要りそうな気がする。
そこでキャリアが必要となります。
私は最初ルーフレールに直接装着するタイプで板を挟み込んで運ぶタイプの物を使っていました。
それだと最大スキーボードどちらも4セット、今日日のファットスキーだとそれも無理かも。
そのスキーキャリアのメリットはお手軽さ。
物によっては完全一体型のものもあるのでコスト的にも入手しやすいです。あと取り外しもし易く外してもスキー板を保存する場所があればそこに収めやすいです。
デメリットは上にも書いた通り絶対的に積載量が少ないのと、外の空気に曝されるって事です。
雨が降ると一撃でエッジは錆びるし、意外と雪や排ガスなどで板はドロドロになります。行きしなは良いけど帰りにドロドロになったら辛い。
そこで登場するのがルーフボックス。名前の通り車の屋根の上に、箱を装着しそこの中に板などを収めて運べます。
屋根の上に箱を積むにはその土台となる物(ベースキャリアといいます)も必要になりスキーキャリアだけで完了する場合と違いパーツ数は増えその分値段は上がっていきます。
完全一体型のスキーキャリアと違い、ベースキャリアの上にスキーキャリアをつける事もできます。値段は倍以上となりますが、積載性や積み下ろし性能が優れているモデルもあります。例えば、スキーキャリアを左右に移動(ずらして)板を積み下ろし出来たり、単純に挟む部分の長さが長くてファットスキーでも二台以上取り付けられたり。
つまりベースキャリア分割タイプを採用する場合、値段と引き換えに拡張性を得られます。組み合わせは一気に拡がりますので一度カタログをご覧になっては如何でしょう。
あと、ベースキャリアや完全一体型スキーキャリアはルーフレールに取り付けるタイプとボディに直接装着するタイプがあります。
ルーフレールを介さない方がパーツ数(コスト)は減りますが、キャリアには耐荷重がそれぞれ設定されており、無限には当然積めません。車にもよるんですが、基本的にはルーフレールを介してキャリアを取り付ける方が耐荷重値は上がります(限界値)CX5、アウトランダー、レガシィの3台しか知りませんがどれも25kg差でした。(ルーフレール無し50kgルーフレール有り75kg、キャリア自体の重さ含む)
積載性能も上がりますし、ボディにつけるって事は塗装面に直接なんで保護シートもありますがルーフレールに守って貰うに越した事は無いと思います。
なのでスノースポーツをされる予定がある方はルーフレール付きを購入検討される事をお勧めします。CX5 は何故かディーラーオプションだったので後付けも出来ましょうが、ルーフレールはボディに付ける物なのでメーカーオプションの場合が多いです。後から変更できませんし、ルーフレールがあるデザインも悪くない。
長くなったので今回はこの辺で。まだキャリアについては続きます。