横滑り。
以前、ニセ外人さんという方のブログの中で横滑りは要らない、というか、パラレルターン導入には使えない。というお話があり、私もコメントさせていただきました。で、何か違和感というか、ニセ外人さんだけではなくそこでコメントされてた方の話と私のイメージがかみ合わない。
その時の私のコメント(一部抜粋)
「さて、今回の横滑りの話しですが、少し思い出話を。
私が最初で最後のカービングじゃないスキーを買った、初級者を脱出したいと試行錯誤していた頃なんですが、パラレル操作がどうしたら出来るかシュテムせずにはどうしたら良いかやってた時、膝を色々動かすと「あっこれか？！」とパラレルっぽい動きになり、何かやった事のある操作だったので何だろ？と思い出すと、最初初めての人クラスでスクール入った時、10人位で緩斜面脚で登って一人ずつ滑り出しますよね？で、上の順番待ちの時に一人ずつ下のスタート地点に降りるズルズル降りる操作、すなわち横滑りだったんです。衝撃でした。初めてやった時にもうパラレルターンの操作してたのか、って。
なので、斜面で止まって立てる人にスピードを出さずパラレルの膝の動きを再現できるので捨てたもんじゃないかなと思いました。1m以内の移動距離とかですが。
もちろん横滑りの質は低いかも知れませんが。
あ、検定の方はごめんなさい。わかりません。項目が増えたんですか？」
こちらがそのニセ外人さんのブログ記事。http://blogs.yahoo.co.jp/xyjtn120/33184830.html
もう検定内容を知っていて、かつ鋭い気付かれた方はいらっしゃいますか？
私のイメージはこんな感じでした。
横滑り。私のイメージ。相方にももう一つと見比べてもらったらこれと思った、とのこと。
図中「ひざを左右」はその動きでエッジコントロールする、という事。
この度、違和感の原因が判明したのでニセ外人さんにトラックバックを申し出て快諾して頂いたので下手な図解を交えてイメージを説明してみたいと思います。
ニセ外人さんありがとうございます。
話の中でSAJ検定一級で今年必須科目になったと聞いたのでYouTubeで検索して投稿されてた検定の前走を見た。
イメージ沸かなくて興味が有る方は是非先にみて下さい。「横滑り スキー」で出てくると思います。
ちなみに検定の前走とは先生によるお手本のようなもの、でいいでしょうか、先生？
…ご覧になりました？動きがイメージ出来ないと話が次に進めないのでこれをご覧ください。
SAJ 横滑りの図
身体の動きは固定し、板の微妙なエッジコントロールのみで移動する様です。
……………？
これって横滑り？
斜滑降じゃないの？
すいません。私素人なもんで横滑りと言われれば最初のイメージ図の動きしか思いつかなかった。
私の言語感覚なら「エッジを寝かせた斜滑降」にしか見えません。
なるほどこれはパラレルターンにはならんわ。そしてパラレルが出来ない人にこんな動き、怖くてやれないと思う。せっかくエッジを立てて身体の位置をキープしてるのにエッジを緩めてゆるゆる斜滑降しろってそんなのパラレルターンできる人でないと厳しいんじゃない？
フォールライン方向に横滑りするのはエッジコントロールを鍛える為ではなくて、まずはパラレルターンの為のひざの動きを習得し、斜滑降からひざを動かしてパラレルに繋げる、って話のはず。
そして皆さんの言われる通り、これを検定でやるの、意味ある？無いと思う。
実用的に急斜面や岩など危険があって移動するなら私の言う方の横滑りで高度を下げることが狭くても可能だし、斜滑降するなら普通に降りれるでしょ。何よりエッジを引っ掛けそう。
演技項目とするならまたはエッジ感覚を磨く為ならこれの方が良くないですか？
これは独断と偏見による意見ですが。
これはなんて言うかわからない動き。
まあこれは余談でした。難易度も高いし。
あと、他のブロガーの方が仰っておられましたが、一級の必須科目になってるわりにどうしたら合格か非常に分かりにくいと。まぁ斜滑降か横滑りかわからんものでどうすりゃいいかもわかりません。やっぱり一級の科目には必要ないかな？
まとめ。
1,「横滑り」の言葉からはあの動きとは分かりにくい。また、斜滑降的な要素もあり「横滑り」の定義が曖昧である。
2,斜滑降的「横滑り」はパラレルターンに非常に導入しづらい。
3,斜滑降的「横滑り」は必要なシーンがイマイチわからない。
壊滅的に俺が絵が下手な事。…orz
以上横滑りに関する考察でした。
長い乱文読んで頂いてありがとうございました。
良かったらご意見、コメント頂けたら嬉しいです。
絵の質についてはそっとしておいてください。
追記:まとめなどを修正しました。まとめれてませんでしたので。
