春に試乗ネタの一つとして試着したSmithのゴーグル。その中でも一際フィット感が良く、性能も間違いない逸品だった4D MAG。
楽天スーパーセールで税込26000円ちょいで販売されてたので購入しちゃいました。アジアンフィットとは書いてたので大丈夫とは思いましたがちゃんと国内正規品でした。ほぼ40%オフ。
昨年モデルですが値段の下がりっぷりに飛びついてしまいました。
私が買った所は売り切れたみたいです…悪しからず。
実際にレンズ交換もしてみましたが、圧倒的に簡単で確実。i/oも使ってましたが更に簡単。
ツマミをくいっと。
フレームをくいっと。
外れる。
交換に15秒ってとこでしょうか。
替レンズの値段がフレーム買えるぐらいの値段ってのが大きな欠点かな。質が高いからある程度は仕方ないんだけど…
やたらフィット感が良かった理由は
この外側に向かって厚みが絶妙に変化しているフォームパッドのお陰かな。
前のゴーグルは7年使用しました。
当然限界に近づいてたので購入に至ったのですが、
レンズは廃盤になる前なら替レンズでリフレッシュできます。また、違ったカラーにも変えることができます。最近なら更に値段は張りますが調光レンズ(フォトクロミックレンズとも呼びます)もあります。あれは調光機能に寿命があるらしいと聞いたので今回避けました。折角レンズ交換が容易なモデルですし。あとフォトクロミックレンズにするとスペアレンズがクリアになってしまうので余計にフォトクロミックオンリーになってしまう。それでは全くマグチェンジシステムが勿体無いし、何よりこのシステムの替えレンズ高いんです。というか純正価格はこの買った価格の4000円マイナス程度……いやいや高すぎでしょう…しかもフォトクロミックレンズで無しに。なのでクリアレンズ使わない自信しかない。
…いま見てるとフォトクロミックレンズは本体買ったのと同じ値段…恐るべし。
で、フレームの寿命、限界は何かと言うと、フォームパッドなどのスポンジ類。顔とのフィットや上から水分が入らない様にするが湿気は逃してくれる大事な存在。あとは固定するためのベルトのゴムの伸びでしょうか。
スポンジは劣化すると粉がバラバラと吹き出てきます。そして、最後には千切れる。これの原因は
加水分解。
プラスチック特有の現象で水分と紫外線により劣化すると強度が落ちて発生します。
対策はしっかり乾燥させてから保管する、何より使った後にはしっかりと水分を出来るだけ取り除く。
やってましたが、前日ショップで面白いものが売ってたので買ってしまいました。1000円ちょいだったかな。
ゴーグル用乾燥剤。シリカゲル。これ湿気を吸い飽和するとシールの色が変わり教えてくれて再度干したりすると復活します。
多分ホームセンター行った形違えど同じシリカゲルはもっと安く売ってるかも知れません。私は収まりの良さが気に入ってこちらに。
これで加水分解を阻止し10年使用を目指しますっ!
あ、最初の写真に写っているハードケース、ゴーグルレンズ拭き機能もあるクロス素材の袋も付属品です。豪華セットです。確か昔単品でケース買ったら数千円はした筈。しかしこのケース、4DMAG本体と替えレンズがボリュームあり過ぎて両方納めるとスポンジが圧迫されそうなんで工夫が必要かも。出来るだけスポンジに力を掛けたくないので。
レンズも前のよりも更に見易くなったハイコントラストレンズ、商品名クロマポップレンズ。
付属レンズはEveryday Violet Mirror VLT 23%と
Storm Rose Flash VLT 50%。
中々吟味された布陣と思います。どちらもピンクベースのパープルベース?何言ってるかわからないですよね…?要するにレンズとしてはピンク系なんですが、覗くとパープル系の色味で上手に可視光線をカットしている感じに見えました。…何気にこのカラー系統は初めてなのか?微かな記憶だとブルーミラーはこんな色味だったと思います。
これで今シーズン戦います。あ、クロマポップと従来品もいずれ比較レポートします。
12/21追記
五竜で試し斬りしてきました。
ストームローズフラッシュ50%を通しての写真
旧センサーミラーを通しての
エブリデイヴァイオレットミラーの
何も無し
センサーミラーよりストームローズのが落ち着いたグレーパープル的な色味ですがしっかり凸凹はみえました。センサーミラーは黄色系ですねこうやって見ると。
ヴァイオレットミラーはずいぶん黄色く見えるなぁ。裸眼でも見易い天気だったけどもちろんレンズ通した方がよく見えます。
これもちろん昨日と今日の別々の天候なのでまた単純比較できるようなの撮ります。