凡人スキーヤーの凡人日記

頑張れスキー業界、君は一人じゃない

パウダー。その2

続きます。

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スキーヤースノーボーダーが気になるパウダーと総称されるのは
「手付かず、または降りたての10cm以上積もった、さほど踏まれて硬くなってない雪」になるのではないでしょうか?

10cmに届かない位なら降りたての柔らかな雪質、となると思いますし、独特の技術は必要にならないと思います。

さて、10cm以上の雪は色々な気象条件で色々な顔を見せます。


1.文字通り粉の様に滑り込むと舞い上がるThis is powder snow.

2.降ってから湿分が抜けたり雪の自重で密度の高い深雪。

3.海の近くで湿気の多いまたは温度の高い事による重いパウダー。




私は先日の最終日にやられるまでは2と3が同じ程度の物と思っていました。

違いました。

圧倒的に3は固まりやすい為踏まれると硬くなりやすく、すぐにパウダー!な感じで無くなります。

個人的に好きなのは実は2の密度の高い深雪で、やられ難く、浮力を得やすく、コケても微塵も痛くない笑

えっと経験値大した事が無いので新雪、深雪のコンディションはBC行くならクラストなども入るでしょうが、ゲレンデ内だと大まかに分けるとこの3種類と思ってますが、別にあればご教授下さいませ。


気温が少し高めでフレッシュな雪のだと1と3の間つまり2の雪質になる事もあります。あるいは関西でのパウダーはそれになる事が多いかも知れません。

2の雪は繰り返しますが密度が高いので浮力を得やすい。なので細い板でも浮かび易くかつ、雪そのものは形を崩しやすい、柔らかいので、板の操作は踏んだレスポンスの割にしやすいです。

1の雪質は軽いので、細い板では浮力を得るのは難しくなります。


うーん日常のイメージとしては…
普通のクッションを2の雪質としたら
1の雪質は人をダメにするクッションの様なパウダービーズ。

当たりは柔らかいけど沈みます。
当然スピードやテクニックがあれば浮力を得られますが非常に沈み易く、浮力を得るために滑るラインは横方向より縦方向、つまり直滑降に近くなります。緩斜面でパウダーに遭遇すると直滑降が浮力を得るために最適解になってしまいます。

しかし、所謂パウダースノーはフワっとしているためスキーに作用するチカラもフワっとなので良くも悪くもルーズになる為ゴマカシが効き易く、板操作の自由がききます。俗に言うパウダーマジックです。

この雪質はガッツリ浮力を得たければファットスキーで物理的に面積を増やすと効率が上がります。
まだ続きます。
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