今、あおり運転で結果、因縁付けられてご夫妻が亡くなってしまった、という事件についての裁判が開かれております。
あれは事故ではありません。
事件です。
どうにも胸糞悪い事件ですし、皆さんご承知の通りです…
すみません、私が言いたいのはあの事件は「あおり運転」ではほぼ、ありません。ただの悪意を持った「危険運転」です。
高速道路では歩行者の侵入は禁止されており、その状況になるのはわかりきっているのに強制的に進路妨害を繰り返し車を停止させ、乗車している人を恫喝し引きずり出す。
見方によっては極論ですが、殺人という意見がでてくると思います。というか個人的にはそう思います。だって殺意無ければ高速道路でそんな事出来ないでしょう。
それともそれすら判断出来ないどうしょうもない人なのか…
時速100キロで通行している道に歩行者がいる、という前提はありません。「自動車専用道路」なのですから。
気の毒なのは被害者の方々、並びに被害者をはねてしまい、交通事故になってしまったドライバーの方。
落ち度は全く無いにも関わらず、人を死なせてしまったという心の傷はあまりあると想定されます。
そちらの方については良くも悪くもあまり報道されないのですが、検索するとどうやら不起訴になった様です。良かった。
本当に許せない事件ですし、どうやら、事件の前後も色々起こしていてどうにも誠意なども運転者の資格も微塵もない方のようなので、これで軽い罪に終わってしまうならば交通法規なんて本当に意味のないものになってしまいます。
と、いうのが言いたかった一つなのですが、もう一つあります。
あおり運転、誤解してませんか?
というのは高速道路二車線で右車線を低速度でずっと走っている車が散見されます。
一番右端の車線は一般的に追い越しする為の車線で、追い越しが終わったら速やかに左の車線に戻らなければなりません。
キープレフトってやつです。通行帯違反という名前で取締り対象になります。
また、追い越し車線を走っていて後ろから追いつかれた場合追い越し車線から戻り追い越しを妨害してはいけません、速度をあげても同じです。
どちらも道路交通法違反です。
実は通行帯違反は高速道路にて取締りされる件数の二位、12%も占めているらしいです。
この二つを知らない、または意識していない人が散見され、追い越し車線を走っていて後ろから追いつかれた時に、
「あーヤダヤダまたあおり運転だよ気にしない気にしない」
は間違いです。
追い越しを妨害してはいけないのです。
あおり運転、と思考停止せず自分はどうなのか一度省みる必要がありますのでご注意下さい…
もちろん、あおり運転される方が悪いんだぜ、さっさと後ろ付かれたら退けよ!って事を言いたい訳ではなく、です。
と長々と書きましたけど、恐らくはこんなマニアックなブログを見て下さる方はきっとご存知ですよね笑
もしご存知無ければご留意下さいませ。
どうしたら知らない人、気にしない人に伝わるだろう…( ;∀;)
最後に、冒頭の話に出た事件の被害者の方々、ご遺族の方々が納得いく様な判決になる事を祈ります。