さて、白馬を離れ妙高エリアに移動するんだけど、
一度行ってみたかったシャルマン火打が丁度いい感じの中継地点なので向かう。
白馬乗鞍からは休憩込みで約120分。糸魚川に一旦出て8号線を走行、日本海が雨の中綺麗なグリーン。
昼飯のゲレ食が海鮮丼など魅力的なラインナップ。ただ、朝食食べ過ぎてどうだろう。
11時頃ようやく到着。
道中の県道246はまぁまぁ険し目。FFだと怖いかも。
っていうか海岸沿いは雨、山を上がる毎にどんどん雪の降りが強くなる。
除雪お疲れ様です。
駐車場はけっこう広い。広くてどこに停めて良いか悩んでしまった。駐車場の除雪が済んで無いところは20cm位積もってる。
さて、ここでオニ割りという新潟県の施策で半額購入、ワクチンパスポートを駆使してリフト券ゲット。
あぁ…白い。雪もだけどこれはガスも。
初めてのゲレンデはコースをしっかりチェック。
なるほどクワッドで上がったら一番上、そこから放射状にコースを選べる。スキー場外に出ない様に注意する必要がありそう。
ここは高速クワッドが「SIR(サー)」の称号だ。足置き付き。
フードもある。こりゃ至れり尽せりだけど、風が当たらないという事はゴーグル曇りやすくなるのよな。
湿気が凄くある。湿雪で足で踏んだり板履いて歩いたりするとギュッギュ鳴る。
とりあえず昨日テレが良さげだったのでここはテレ太板バルキを。
上部に上がりとりあえず右に行きスノーマンへ。
うーん見えない。段差はしっかりあるけどそれを豪雪が覆い、底当たりアタックがキツい。
下向いてるのか上向いてるのか解らないガスの濃さ。
底あたり。
ドン!
ギリギリ転けないのがやっとで、怪我する予感しかない。
ここは一旦勇気ある撤退。
アルペン太板マッシヴに変更する。
ヘッドカメラもどうせ白いモノしか撮れないから外す。
さて、気を取り直し。再度スノーマンへ。
おっ!耐えられる。そしてゴーグルはリフト乗車中外して曇り防止するのが正解。
底当たりはするけどアルペンなら突破!
重い大量のパウダー?新雪。粉雪っていうには湿気が多すぎ、誰かが踏んだ跡の段差がそのままショックに変わる。
ただ、去年のアライと違い、更に尋常では無い量。
どのくらいの量かという話の端的な分かりやすさは。
クワッドに乗ります、フードに雪は取り除かれてます、
はい、リフト乗ってる途中の半ばでこれ。
なのでリフト降り場のアナウンスが無ければ最早危険です。
今日は質より量が勝利。あと空いてるのでいくらでも踏まれていない所を滑る事が出来る。
はい、アライより私はシャルマンのが好きです。
雰囲気は似てるがクワッド一つで全コース回せるし、一本がしっかり長いので満足も出来る。正直、疲れが残る今日のコンディションではノンストップなんてとてもとても。
アライのが広くバリエーションは豊かなれど、あそこは人気があり、同じ客数ならアライのが散らばる。けど、シャルマンは客数が良い意味で少ない(ごめんなさいね関西にあったら俺シーズンパス買いますよ)。
ので去年アライで午後滑るのを止める間際のしんどさはここでは生まれにくい。
さて、滑りの話に戻ろう。
スノーマン、メール、ナチュール、プリンセス、最後に行ったのがヴォレーの迂回コースをショートカットして降りて行く分。まだジャクソン、レーズン、エビアンなんてあったのか。入り口が見つけられなかった。
気に入って一番回したのは飛山からサージに突っ切って降りていくライン。ここが踏まれてなくて緩急ついて本当に楽しかった。
何回オーバーヘッドのスプレーが上がったか。ただ、重いからフェイスショットが痛い(笑
緩急ついてるので、ここは緩のところが普通の板で来ると止まってしまう可能性が高くしんどいと想定されるのでタイトルの通り、太板推奨です。それもノーズロッカーがついた浮力高めのモデルで止まらず走破するのが正解です。
この感じだとフレッシュスノーがある時以外は来ない方が良いと思います。非圧雪主義はピーキーで、新雪が無ければただの荒れくれた斜面だ。
あ、でも春のザブ雪ならやはり柔い太板で走破するの楽しいかも。
ドンドン雪の量質共に上がってきた14:30、終了、撤退。
あぁ海鮮丼食べられなかった…orz