パウダーは恐らくあるだろう、と期待しながら天気予報を眺めて起きた朝、車には10cmちょい積もってる?いや駐車場を除雪しているのをみてると30cmはある!
とりあえずは柄沢からスタートなんで目の前にあるはちまんを滑れたら最高のスタートだと思いながら上に着くとなんとクローズ…orz
向林もクローズなので仕方なく長坂ゴンドラへ。
絶対混んでるだろ?と乗り場に着いたら何故か昨日より全然空いてる、ほぼ待ちなし。
さっきのクローズが心に刺さりわざわざHPでチェックしようと激寒のなかスマホだして見てもいつまで経っても更新されない。
人手不足なんかなぁ?でも一日券で5000円オーバーの金額取るならもう少し力を入れて当然だと思いますよ。
白馬界隈ではありえない情報量。リフト係は悪く無いけどね。
極寒の上の平の緩斜面をパウダーに邪魔されながらシュナイダーの入り口まで行ってクローズだったら完全に心が折れる自信しか無かったので間違いなく開いているだろうとやまびこエリアに。第二フォーから見える自己責任エリアはどうにも楽しそう。
あ、もちろん、アルペン太板マッシヴです。
とりあえずCから降りようとしたら。
止まる。パウダーが深すぎて斜度が足らなくて。というかどうやら圧雪かけた後に2〜30cm積もったらしい。
第一フォーの混雑は無し。あれ?予想と違う。
で、さっきのコース内は斜度が足らないだろうからコース間の林へ。
ふっかふか。でもね、丁度いい斜度が無くすぐに止まったり急な所が極端にあったり、止まったり。あと起伏が激しく下りだけでなく上りもちょいちょいでロスが。
こりゃ時間が勿体ないのでとりあえずやまびこBのコブがあったところなら安定して斜度があった筈、とそちらへ行くと、うんそこそこ走る。ただ、予想通り、コブの底当たりが激しい。
しんどいなぁとここは大人しく第二フォーの横に向かうと…大当たり!
ツリーランが捗る。
結構底当たり的に当たる所もあるけど木の間隔は大きめでラインを取りやすい。
何度も何度も回し回し。リフト線下は滑りやすそうだったので行くと固さのメリハリが何故か強く、ばふっとした直後にトップが刺さって顔面ダイブとかやられたのでまたツリーラン。
だいぶ堪能し、昨日行き損ねたチャレンジ39°やユートピアに行こうと思いつき、スマホで情報を見るもまだ更新されず。
えいやぁと上の平に着くと目をやるとブナ林から牛首に行くルートは開いてる。
シュナイダーまで行って跳ね返されたら辛すぎるのでとりあえずブナ林に飛びつく。
長い長い連絡コースを抜けて牛首黒鞍の分岐点まで着いて積り具合を伺うと牛首の方が積もっている様に見える。昨日シッカリしたコブだったから底当たりキツイだろうなと思いながら行くと思ったより底当たりは強くない。
チャレンジペアや日影ゴンドラが動いてないので左半分の急斜面は全て長坂ゴンドラ回しになるけど空いてるからまぁいいか、と再び上の平を通過。
しんどいし、すっげえ寒い。何度よこれ。体感-15°c切ってるぞこれ。
半泣きになりながら上の平、パラダイスの緩斜面を一生懸命に漕いでクリアしたら、良かったシュナイダーの入り口開いてた。
とりあえずはチャレンジ39°に行こうとしたら入り口見失い、ユートピアAの入り口へ。
ノートラックパウダー!!!
脳味噌溶ける快楽に身を任せて絶対に後何回かここに来ようと心に誓いまた長坂ゴンドラに行こうと日影トリプルに乗ってたら、そうか昨日は日影の壁行ってなかったのを思い出して突入。
ええやん。深くて斜度があるから板が走るパウダー。下部なのに雪質は最高、軽い軽い雪。
そしてすぐ横にあるリフトでガンガン回せる。ので数回、そして長坂ゴンドラ回しでチャレンジとか行く時、帰りに通る度にここで数回回すルーティンになる。
その後また長坂ゴンドラで上に上がってチャレンジ39°に行こうと上の平パラダイス通過時にまた身体中凍りそうになる。漕いでるのに寒いなあ。
チャレンジ39°はやっと行けたが、なんだか荒れてるしクラックがあるのか規制されてる所がちょくちょくあるのでユートピアAの方に軍配が上がる。
何回か回ると何と時刻は14時。長坂ゴンドラ乗り場で飯食い損ねた…というか空腹感が何故かあまりない、のでアライに続いて昼休憩無しにする事にした。
グランプリは滑走不可能なのでジャンピングに行く事に。
スカイラインがめんどくさい。コース狭めで景色など見えず、中斜面で荒れ狂ったコンディションが疲れた身体に優しくない。
が、ジャンピングに到着。おぉ…
まだノートラック残ってる…
脳汁出しながら二回ほど滑って向林とはちまんが気になり最後に向かうと、開いてた。
まずははちまん。
結構荒れて見えるけどパウダーが溜まった所は多くそこを繋いで行くと底当たりはあるが何とも楽しい。
次に向林。
回そうとすると連絡コースを漕ぐ必要があるが…
まだ残っていたかノートラック!
しかも深い。
結局はこの2つのコースをほぼ最後まで滑ってしまった。
侮り難し、野沢温泉。
競争率も恐ろしく低かった。何故昨日の方が圧倒的に混んでいたのか。曜日かなぁ。
楽しかった…というかくったくた。
あまりに疲れたので温泉巡りはやめて中尾の湯でガッツリあったまって今日のパウダーに想いを馳せたのであった。
<<向林、はちまん、ユートピアA、チャレンジ39°の壁、日影の壁、グランプリどれも明日パウダーがあり滑れるなら天国確定だが…
昨日こう書いていたが、予想は良い方に当たり、控えめに言って、天国でした。グランプリは滑らなかったし、連絡コースは少し残ったけど、ほぼオリエンテーションも完走。やぁー堪能した。
…データ見てびっくりした。リフト本数47、高低差10000m超え。まぁ確かにそうか。