前のアウトランダーが10万キロを超えた位からそろそろ車買わなきゃな…と思いながら色々見比べてはいたんです。
で基本的にはSUVが使い易いのでまた同じ方向の車にしようかと思って最近一番好きなデザインのマツダで5人乗りにしたら荷室スペースの広さは美点なれどアウトランダーでは一応7人乗りだったのに3回くらいしか3列目を使わなかったし、価格が同格グレードで80万位上がってしまうCX8は却下。6人以上乗るなら2台用意したら(してもらったら)いいんです。
CX30はアウトランダーと比較するとだいぶ荷室が狭い…なんて前に書いた様な事考えて5になったんですけど、ここからまたグレードという悩ましい問題が。
ディーゼルエンジンのXDだけでもノーマル、スマートエディション、プロアクティブ、ベージュセレクション、Lパッケージ、エクスクルーシブモード、100周年記念特別仕様車と7種もあります。
まず、プロアクティブまではシートがファブリック、つまり布地シートです。
ベージュセレクションより上はレザーシートでレザーの種類や色が変わるというか選択できます。
シートについては以前言及したので省略しますが、クリーンディーゼルエンジンのXDは
高燃費
高トルク低馬力
チョイ乗りを繰り返すと壊れ易い
オイル交換をサボると壊れ易い
と中々クセがあります。
チョイ乗りをどの位したらとかは全くケースバイケースだから分からないけど、車のメイン用途が何かで選択したら良いと思います。
私はもちろんスキーなどの旅行使用がメインになるのでメリットを享受し易いですが、近距離通勤や買い物で使用するなら素直にハイブリッドカーかガソリンエンジンの方が良さそうです。
元々XDを選択する時点で値段が30万以上上がるので街乗りで低燃費狙いだとそのコストに勝てません。あと、1〜2回の車検でドンドン乗り換える人は更にその傾向は強くなります。
最近マツダでもリセール悪くは無いそうですけどね。
オイル交換もしっかり5000km毎に交換が必要との事でした、ディーラーの営業の方も言われてました。
でも元々、オイルはその位のスパンで替えるし、オイル交換回数券などを使うとさほどオートバックスで自分で好きなオイル買って作業賃払ってやってもらうのとあまり差額は無かったのでそれも問題なしです。
そういったキャンペーンなどを使わないと一回7〜8000円取られると聞いたのでマストですけど。
とりあえず諸説ある慣らし運転中なので回転数上げてないのはあるんでしょうけど、今のところ、大阪府近郊平日昼間という渋滞もしばしばある環境で燃費は11〜12km/l出ました。はっきり言って満足です。だってアウトランダーの時同環境なら7〜9でしたし。2000min-1位しか回して無くても普通に周りに合わせて走れる。そこそこ登坂もあるのに、です。
結局は、このエンジンに対して実用性があるのにパワーがあるユニットと捉えるか、最高馬力は置いといて、実用的なパワーバンドで高燃費を叩き出すピーキーなパワーユニットととらえるかで変わると思います。
高燃費がでるけど、経済性だけで無く太いトルクが出るユニットとだけ捉えるとチョイ乗りを繰り返した結果エンジン載せ替えの憂きめにあった、という話も散見されますが、そこまでの目に遭ったユーザーは初代KE型ばかりで現行KF型ユーザーでそんな目に遭ったという話はまだ見た事がない。
ピーキーな半レーシングエンジンのメンテ悪くて壊れてしまった、って話があったら。
ああ仕方ないね、メンテしっかりしなきゃならんよね。で終わる話かと思います。
あと否定派はリコール連発!ってところを強調されますが、そもそもこのスカイアクティブDユニットは新開発エンジンでいま正に熟成を進めているところだと捉えました。
今、珍しくなくなったハイブリッドエンジンも初代プリウスの時は色々聞こえてきた覚えがあります。
何か今までにないエネルギー効率を生み出すにはピーキーになるのは当然。それがブレークスルーってもんです。最初から全部入りは生まれる筈はない。
そもそもリコールを否定的に捉えられる人が少なからずおられる様ですが、最初から完璧な機械など生まれるはずが無い。完璧に見えるならそれは枯れた技術で構成されているだけです。組み合わせの妙でそう見えるだけで。リコールも無料アップデートと捉えたら悪くない。
私はiPhone3Gからずっとスマホを使っています。
最初は確かに酷かったですよ。でも今では熟成されガラケーとスマホの二刀流なんで物好きだけです。
技術革新ってのはそんなもんだ、としながら私のスカイアクティブD2.2に何事もない事を心より祈る小市民でした。
早く回転数上げて走りたいなあ。