フォールラインは最大傾斜線とも表現されますが、あまりその言い回しはされません。
簡単に言うと斜面の下に向かう方向。ボールを置いたら転がっていく方向の事です。
え?そんなの「下」でいいんじゃね?と思われる方もいるでしょうが、下だと身体の真下、つまり垂直に地面方向ってのとゴッチャになりますのでわざわざ長くなりますがこう言います。
斜面上に立って下山する方向に向きゃフォールラインに向いてるって事ですが、片斜面と表現される下山方向とボールが転がって行く方向が食い違う傾いた斜面があるのです。
その場合、慣れてない人は真下に滑ってると思いがちですが、斜滑降しているので力の掛け方がズレる為、苦手意識を持たれる事が多いそうです。
勝手に思う代表的な片斜面は八方はスカイライン非圧雪側や、兎平コブ本コースですね。
この写真は黒菱クワッド横のフラットコースですが、一枚の写真の中の斜面でもこれ程にもそれぞれフォールラインが違って見えます。
まぁ要するにボールが転がっていく方向をしっかり意識して滑りましょうって話でした。